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なぜ貧乏になるのか?お金がない人の特徴とは

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「ちゃんと働いているのに全然お金が増えない」「なんでこんなに貧乏なんだろ」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。日本では年収400万円ほどが平均と言われていますが、それが『200万円以下』か『600万円以上』というようにどんどん格差が開いていく時代になってきています。

なぜ自分は貧乏なのでしょうか。貧乏な人の共通点や特徴、それを抜け出す方法などについて紹介していきます。

貧乏の基準とは?

ひとくくりに『貧乏』といっても基準は人それぞれです。単純に収入が少なくて貧乏なのか、収入は平均年収以上は貰っているけど月々の支払いなどの出費が多くて貯金ができていない人もいるかと思います。一般的には年収300万円以下の低所得者が貧乏と言われやすい傾向にあります。

貧乏な人の特徴

常にお金がないと言っている人は『お金の使い方』や『考え方』に問題がある傾向にあります。ではどのような問題があるのかその特徴を紹介します。

見栄を張るためにお金を使う

自分はお金が無い人だと思われたくない為に高いブランド品を買ったり、高いお店で食事をしたり、人によく奢ったりしてしまいます。自分を良く見せようとすることは悪いことではありませんが、身の丈に合った使い方をしないとお金が溜まらないのは当然といえるでしょう。

お金は使わない方が良いと思っている

貯金をすることはもちろん必要です。しかし使わずに溜めることより、お金を増やすことに意識を向ける方が大事です。「お金を使わない=金持ちになる」という訳ではありません。

例えば月に10万円の貯金をしているなら、8万円を貯金して2万円は増やすための投資に使うのでも良いと思います。

投資をするといってもいきなり株に投資をするのではなく、まずは自己投資をしてお金を増やすために必要な勉強をしてスキルアップを目指しましょう。そして貧乏から抜け出す一歩として「お金を貯めるのではなく作り出せるようになる」ことを目指しましょう。

値段が安い物ばかり購入する

安い物を買ってはいけないということではなく、安い物を見つけるとすぐに飛びついて購入するのは気を付けましょう。

「今日はセールの日だからお得に買い物できた」と喜んでいたけど、家に帰って袋を開けてみたら「なんでこんなの買ったんだろ?」という経験をしたことある人は少なくないと思います。『安い』に惑わされて今買わなくてもいい無駄な物まで買ってしまうことで出費が重なってしまいます。

また、安い物を買ってすぐ使えなくなって頻繁に買い替えるよりは、多少高くても質のいい物を買えば長持ちをして結果的に得をすることになります。目先の損得ではなく、長い目で見た損得で考えるようにしましょう。

時間の使い方が下手

何か買い物をする際、1円でも安いところで買うためにお店をはしごしていませんか?大きなお金の差があるならまだしも、数円~数百円の為に貴重な時間を使うならお金を生み出すための時間に使いましょう。

例えば、1時間お店をはしごしても数百円の節約しかできないかもしれません。でもその時間を仕事に繋がることに使えれば、将来的にもっと多くのお金を生み出せるようになる可能性があります。

時間はお金で買えません。貧乏から抜け出すためには『時間が貴重』ということに気づいて、少ない時間でも有効活用できるように意識しましょう。

貧乏な人の性格

貧乏な人やその環境で育った人には様々な性格の特徴があります。心理学によると「収入と性格には関係がある」と言われていますが、貧乏な人はどのような性格が多いのでしょうか。いくつかの特徴を紹介するので、自分に当てはまっている項目は無いかチェックしてみましょう。

・面倒くさがりなので手抜きをする
・自分に自信がない
・お金持ちに嫉妬する
・時間にルーズ
・お人好し
・整理整頓ができていない

面倒くさがりなので手抜きをする

何に対しても面倒と感じて行動しない、もしくは行動したとしても手を抜いてしまいます。本人は上手く立ち回っていると思っていても、相手は手抜きかどうかの判断はできますし手を抜いても素晴らしい成果を上げることなんてできません。結果的に昇給や昇進から遠ざかってしまいます。

また「お金を稼ぎたい」と思っていても楽に稼ぐことばかり考えてしまうのでお金を生み出す努力を怠ります。

自分に自信がない

自分に自信が無いと自暴自棄になり、貧乏から脱出が困難になってしまいます。「やっぱり自分はダメなんだ」「あいつと同じようにできない」など先入観で「無理なんだ」と決めつけて自分を責めずに、収入が高い職に就けるように学んだりチャレンジをすることが大事です。

お金持ちに嫉妬する

高収入を得るための努力もしていないのに、お金持ちの人に対して「いい気になりやがって」と嫉妬してしまいがちです。

「あいつとは環境が違うんだ」「あいつに比べて俺は運が悪いんだ」など人との違いを例に出して「仕方ないんだ」と無理やり納得させるように嘆いている人が多いです。

時間にルーズ

時間にルーズな人はお金に対してもルーズな傾向にあります。貧乏な人は「多少遅刻しても大丈夫だろう」「ちょっとぐらいいいや」という考えになり、お金でも「このぐらいなら使ってもいいや」という考えになり細かい出費が多くなります。

また、1日の時間の使い方も意識することが大切です。空いた時間にダラダラとスマホやテレビを見るてルーズに過ごすのではなく、本を読んだり勉強したりと自分の先の未来のために時間を使いましょう。

お金持ちほど『時間は貴重で大切』ということを理解しているので、時間やお金を無駄にしません。

お人好し

心理学の世界では「お人好しな人ほど貧乏になりやすい」といわれています。理由としては「人の頼みを断れない」「衝突を避けすぎる」等といったことが貧乏に繋がります。

例えば、借金の連帯保証人になってしまい借金を背負うことになってしまった話や、友人や知人にお金を貸してほしいと頼まれて結果返済されない、なんて話はいっぱいありますよね。「やさしさ」と「お人好し」は性格が善良という意味では同じですが根本的に違います。

都合のいい人にならないように少しでも嫌なことは『NO』と言えるようになりましよう。

整理整頓ができていない

貯蓄が苦手な人は全てにおいて面倒くさがり身の回りの整理整頓が苦手な傾向にあります。お得だからという理由で今必要ない物をセールや100円ショップ等でたくさん買ってしまい、結果的に物が増えて整理整頓ができなくなります。

お金持ちは「必要な時になったら買えばいい」「たくさん物があっても今使わない物はこの先も使わない」というように明確な価値基準があるので、物が増えずに整理された状態を維持できるのです。

貧乏な人の価値観や考え方

価値観や考え方は人それぞれですが貧乏な人に共通した価値観や考え方があります。その特徴を紹介します。

・言い訳が多くネガティブ思考
・色々と諦めている
・自分は何でも分かっているという考え

言い訳が多くネガティブ思考

「時間が無いからできない」「自分には無理だ」「どうせ自分なんて」というように言い訳やネガティブ思考な人は何も行動ができないので貧乏になりがちです。

できない理由を考えるのではなく、まずは「どうすればできるのか」「どうすれば時間が作れるのか」と前向きな考えになることが大事です。

色々と諦めてしまう

「今から頑張って勉強しても遅い」「子供が小さいから勉強なんてできない」「勉強を始めたはいいけど続かない」といって諦めてしまう人は貧乏から脱出することはできません。

「自分ならできる」というポジティブ思考に切り替えて積極的に行動することが成功につながる一歩になります。

自分は何でも分かっているという考え

貧乏な人はなぜか「自分は何でも分かっている・知っている」という思考になり他人から学ぼうとしません。本人は分かっているつもりなので学べるチャンスを逃しているのです。

逆に高年収の人は「知らないことが多い・学び続ける必要がある」という思考なので常に勉強し日々成長しています。

貧乏な人の生活習慣

毎月の給料はそこそこ貰えているのに貧乏な人は生活習慣に問題があります。これらの悪習慣を断つことが出来れば今のお金が無い環境から抜け出せるかもしれません。いくつかの特徴を紹介するので、自分に当てはまっている項目は無いかチェックしてみましょう。

・クレジットカードの使いすぎ
・貯金を一切していない
・細かいお金を大事にできない
・ギャンブルをしている
・お金に対する知識が無い

クレジットカードの使いすぎ

クレジットカードを上手に利用できるなら問題はありませんが、無計画に毎月限度額ギリギリまで使い込んで「給料が入ってもカードの支払いでほとんど残っていない」「給料じゃ足りずにリボ払いにしてしまう」という人も少なくないと思います。

クレジットカードを使うなら計画的に利用しないと、お金が無い悪習慣から抜け出せなくなります。

貯金を一切していない

貧乏な人は収入と支出のバランスを気にせずに日ごろから外食や衝動買いをしてしまうので貯金ができない傾向にあります。貯金どころかお金を増やすための投資に使うことができないので同じ生活を続けていても貧乏から脱出することは困難です。

まずは自分の『収入と支出のバランス』を把握して家計簿を付けるなどして、月のお金の流れをつかむことから始めてみましょう。

細かいお金を大事にできない

貧乏な人は毎日コンビニや自動販売機で飲み物を買うなど細かい出費が多いですが、貯金ができる人は無駄なことにお金を使わず細かい部分でも節約することが出来ます。

例えばいつも仕事の休憩中に自動販売機で飲み物を買っているなら、それを辞めて水筒に飲み物入れて持参します。

1日2~3本買っているとしたら120円×3本で360円、1ヵ月(23日出勤)にすると8,280円の節約になります。細かいお金を大事にできない人にお金は貯まりません。

ギャンブルをしている

お金に余裕があって趣味程度にギャンブルを楽しんでいる人は別ですが、貧乏な人は楽をしてお金を増やしたいという考えがあるので浪費と分かっていても給料のほとんどをギャンブルに使い込みます。

大当たりしてその日は勝ったとしても、貯蓄や投資などには使わず豪遊するか別の日のギャンブルの資金に使うので貧乏から脱出することは困難です。

お金に対する知識が無い

お金に困っているのにお金について勉強をしようとはしません。特に日本では義務教育などでお金に関する知識に触れることがほぼありません。

お金について勉強をすることで納税額の過払いを抑えたり、資産運用の幅が広がることで収入が増える可能性もあります。

まとめ

今回は『なぜ貧乏になるのか?お金がない人の特徴』についてご紹介いたしました。お金は人生において全てではありませんが「大切な人を守るため」や「自分のやりたいこと」のためにはお金が必要になってきます。

これまで紹介してきた項目で自分に当てはまるものがあれば、今後について一度考えてみても良いかもしれません。お金は自分の習慣やマインド、人間関係によって好転するチャンスがあります。

貧乏から抜け出せるようひとつずつ変えていけるように行動してみてはいかがでしょうか。